認知症の母に昔のアルバムで回想法
先日、大学病院(母の認知症の定期検査)に行った際、先生に「回想法とかいいかもしれませんね」と言われた。 認知症の進行を遅らせるために、日記をつけるとか、一緒にゲームをするとかすすめられたけれど、母にはどちらも難しい。 軽度認知症で自分でも自覚があり、進行を防ごうと意識のある人には効果があると思うが、母はそんな時期をとっくに過ぎている。 「先生、母には難しいです。オセロもやってみましたが、ルールを覚えられないので、すぐに飽きてしまうみたいです」と伝えたら、回想法をすすめられたのだ。 近年、薬を使わない認知症対策として「回想法」が広まりつつあります。回想法とは、昔の思い出の写真や音楽、元気な頃に使…